東京音大受験
将来、プロとして第一線で活躍していこうという学生のための特別コースで、入学試験により、特に成績優秀と認められる学生は合格できる。本コースでは、ヨーロッパの音楽院と同等、またはそれ以上といってよい教育内容を取り入れ、週2回のレッスンを行い、基礎テクニックを習得させる。また。このコースだけの授業『舞台基礎演技法』では、一流の教授陣に加え、一流の若手指揮者、演出家、声楽家が質の高い実践的な授業を行い、その成果を発表するため、毎年オペラの公開試験を行っている。またバレエの特別レッスンで歩き方、立ち居振舞いを学ぶことができ、週一回のコレペティトールによる個人レッスンを受けることがきる。さらに声学家にとって必須の外国語教育にも力を入れ、外国人教師による特別レッスンやディクションの授業も取り入れている。こうした教育を通じて、優秀な人材を形成するのみでなく、国際的に通用する品格ある音楽家を育てることが目指されている。なお、毎年一度オーディションを行い、成績優秀者はこのコースへの編入が認められる。
本学声楽専攻は、現代日本における超一流の教授陣を配しているところに大きな特色がある。教授陣は、フランス・ドイツ・イタリア・ロシア・日本歌曲、オペラ、オラトリオと多彩なレパートリーを持ち、ヨーロッパを中心とした世界の劇場、二期会・藤原歌劇団など、オペラ、各一流オーケストラとの共演、リサイタルなど、それぞれの分野で輝かしい実績を持つ。その豊かな経験を生かした個性ある高度のレッスンが熱心に行われている。将来わが国の音楽会・音楽教育界の柱となる才能ある優秀な学生の育成を目標とする。 また3~4年次では「オペラ実習」や「歌曲・重唱〈ドイツ歌曲〉〈フランス歌曲〉」等も演奏家コース同様、選択する事ができる。
東京音楽大学声楽科には声楽専攻,声楽演奏家コースの各コースがあります。声楽科の生徒は声楽演奏家コースに、毎年行なわれるオーディションによって入ることが出来ます。声楽専攻・声楽演奏家コース及び音楽教育専攻の夏期・冬期講習会の声楽実技レッスンを、本学講師の秋山隆典に希望される方はこちらへご一報ください。希望者が多い場合には、ご希望に添えないこともありますのでご了承ください。