べっらぼーちぇ音楽院

合格者体験談

2012年度 合格者体験談

東京音楽大学大学院卒

【東京音楽大学大学院・博士後期課程 音楽専攻声楽合格】鈴木 亜矢子 さん

私の合格は秋山先生、そして大学で出会った先生方の、素晴らしいご指導の賜物です。秋山先生は生徒に今何が必要かを常に考えられ、技術のみならず私の未熟な精神までも諭し、導いて下さいます。私はこの大学生活で、なかなか良い結果を出せない事に焦りを感じていましたが、時間をかけて経験する事でしか吸収出来ないものがあると実感致しました。 試験を一週間後に控えた発表会で、自分の演奏がバラバラに感じ、「これでは合格できない」と絶望的な気持ちになったとき、先生がおっしゃった言葉が私の心に強く響きました。「それは自分を良く見せようとしたからダメだったんだよ。」晴天の霹靂でした。確かに、万人に良く思われるなど不可能ですから、曲がバラバラに感じたのも納得ですし、綺麗に聴こえるはずがありません。私は自分がなくなっていく感覚がして、そんな自分がたまらなく嫌だったのです。「うまくいったなんて思える事はないから。」「欲を出さずに、いつも通り歌うんだよ。」考えてみるとこの時の数々のお言葉は伺った覚えのあるものでしたが、今回ほど大きな意味を実感したのは初めてでした。この、最後のレッスンに支えられ、迎えた本番! 歌う直前の舞台袖では先生のお言葉を頭の中で繰り返し唱えていました。心配して下さった先生の祈りも通じたのか、今までにない集中の中で歌い、合格する事ができました!先生にとても温かく見守って頂いている事に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。合格した時、先生に喜んで頂けてとても嬉しかったです!!これからも、努力して行きたいと思います!

大学院合格おめでとう!そして、独唱科首席合格のおまけまで付きましたね!4年前、同じように東京音大に合格した時は、演奏家コースには入れず悔しい思いをしたと思います。その後、毎年演奏家コースにチャレンジするも、なかなか結果を出せずに4年生まで来てしまいましたね。それが今回、最後の最後に大逆転しました!芸術の世界では、特に声楽に於いては人によって伸びる時期が違います。早い時期に上達してしまう生徒もいますし、努力しているのに、なかなか伸びない生徒もいます。鈴木亜矢子さんは後者でしたが、ようやく今までの積み重ねが、花開いて来ました。しかし、本当の勝負は大学や大学院を卒業して、外の世界に出てからです。学生時代に良い成績を取っていたとしても、後の人生で追い抜かれてしまうことは、往々にして声楽の世界では起こりえることです。良い成績を取れたからといって、満身せず、反対に悪いからといってめげずに、精進して行けばいつか結果は出てくるものです。まだまだ、山あり谷ありですが、自信も大切なので、今回の首席合格は4年間の様ざまな苦労のご褒美と受け取って、自分自身を信じて進んで下さい!

星美学園中卒

【東京音楽大学付属高校 2年次編入合格】吉崎 優花 さん

私は高校1年の春に音高受験を考えました。秋山先生には小学5年生からお世話になっていました。1度は音高受験を諦めましたが、やはり音楽をもっと学びたい、もっと歌いたいという気持ちが日増しに強くなり、編入試験を受けようと決意しました。声楽のレッスンでは、先生のわかりやすく丁寧なご指導のおかげで、たくさんのことを学ぶことができました。ソルフェージュやピアノは今までも佳子先生に教えて頂いていたので、焦ることなくしっかり準備することができました。本番は隆典先生が楽しく笑顔で歌うようにとおっしゃって下さったのを思い出し、程よい緊張感の中で楽しんで歌うことができました。本番に弱かったり、声もまだ未熟で課題は山積みですが、音高に入学してからは今まで以 上に努力していきたいと思います。ここまでご指導して下さった先生方、支えてくれた家族に感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張ります。この春から音高に通えることを今からとても楽しみにしています。

編入試験合格おめでとう! 最初、初めて来た時は小学5年生でしたね。NHKの合唱団に入りたいという希望でした。とても難しい曲を歌い合格!その後ピアノ・ソルフェージュも確実に仕上げてきましたので、中1で受験レベルには達していました。いつも目標に向かって真摯に音楽と向き合ってきた姿勢はずっと変わらないですね。少し慎重すぎると思うところもありますが、きっと自分の中で納得がいくまで考えているのでしょうね。今後ももっと音楽の幅が広がっていくよう、頑張ってね!

吉崎優花さんは中1の時、NHK児童合唱団に合格して、やはり体験談を書いていましたね。小学生から声楽を勉強し始め、合唱団では練習、本番を繰り返し、さらに海外公演などに参加して音楽の素養を充分、吸収発揮できる環境にいました。東京音大付属高校のオペラ公演も、かねてから聴きに来ていて、先輩の乾菫子さんに憧れていましたね。今度は、優花さんが憧られる存在になってくださいね。そのまま、音高に進むかに思えましたが、中3の時お父さんの転勤で、ボストンの学校に転校し、音高は断念しなければいけなくなりました。高1で帰国し、本人も書いているよう音高に編入し音楽をさらに深く勉強する事になりました。声は自然なフォームで、高音の伸びも良くありますし将来楽しみです。1年早く入学した、中学からのライバル(?)浅野千尋さんもいますし、お互いが刺激しあって実力を伸ばしていくことを期待しています。

京華女子中卒

【東京音楽大学付属高校 声楽科合格】田中 蘭子 さん

中学1年の3月、私がべっら・ぼーちぇ音楽院に初めて伺い、佳子先生に初めてお会いした時です。この時の出会いが私の音楽に対する思いを大きく変えてくれました。私は小さいころから歌が大好きで、小学校上級生から合唱を始めましたが中学に入学してからは忙しくほとんど歌や音楽ができませんでした。このまま流れで中高一貫校で過ごして私は何が得られるのか自分は何がしたいのか…そんなことを考えたとき1番初めに頭に浮かんだのがやはり「歌」でした。そんな本当に何も知らない私に佳子先生は1から説明して下さいました。ソルフェージュや楽典、ピアノ…始めてのことばかりでまったくできなかった私ですが、今合格して冷静に昔を振り返ってみるとあの時の私の出来具合には先生も相当苦労されていたんだなと改めて感じます…そして、隆典先生には中学3年の春からレッスンをして頂きました。本当に楽しいレッスンでしたが、毎回先生に指摘して頂いていた部分が思いどうりにできず自分は本当にこんな状況で合格できるのか…と思ってしまった事がありました。しかし、先生はそんな私に対しても一生懸命にレッスンをして下さって、悩んで迷っていること自体真剣にレッスンして下さる先生に失礼な行動だ、と切り替えることができました。そして向かえた受験日に私はコンコーネの伴奏が違う番号を弾かれてしまうというトラブルにみまわれてしまいましたが先生に「何があっても冷静に」と言っていただいたようにできるかぎり冷静に対処し、無事に合格することができました。音楽や歌に触れている時間が本当に好きで、嬉しいことも辛いことも…すべて音楽から学んだような、振り返ってみると音楽一色の受験までの2年間でした。 そんな私の人生において大変で大事な時期を見守り、音楽を教えながら一緒に過ごしてきて下さった先生が秋山先生ご夫婦で本当によかった!!本当に感謝しきれないほどの感謝でいっぱいです!!これからは高校で苦手なソルフェージュをがんばり、この低めの声を自分の個性だと思って生かして頑張っていきますので今後ともよろしくお願いいたします!!

よく頑張りましたね!受験の勉強を始めて丸二年、声楽をはじめピアノからソルフェージュ、楽典まで全てが一からのスタートでしたが、根気よく積み重ねてきました。とても精神的に落ち着いたお嬢さんでどんなに叱られてもレッスンの最後には「ハイッ。頑張ります!ありがとうございました」って元気に帰ってくれましたね。特に中3の一年間は受験までには必ず間に合わせようと必死でしたから、とても厳しいレッスンだったと思います。試験でも多少のハプニングがあったようですが、あなたの冷静に対処している様子が目に浮かぶようです。今後も長所を生かして頑張って下さいね!

私立中学では特待生で合格したぐらい、学校の勉強が出来る田中蘭子さんが、音楽の道に進む決心は並大抵ではなかったはずです。当然、中高一貫教育の学校側からは引き止められますし、音高に受かるかどうかは確実ではないですから。これがいつも中高一貫の学校に通う生徒の悩みです。蘭子さんは自分を信じ、自分のやりたい道を選択してみごと果しました。したがってレッスンは時折、より厳しくなってしまう事もありましたが、挫けずに良く頑張りましたね。最初、ソプラノとしてレッスンしましたが、どうも響きが上がって来ない・・・試行錯誤して、もしかして降ろしてみたらどうかとやってみたら、これが大成功でした。のどが上がって裏の裏ぐらいで発声していたのが、ビシッと声帯が合わさって深い豊かな声に変身してくれました。もちろん、まだこれから課題はたくさんあります。選んだ道に悔いがないよう頑張って行きましょう!

大師中卒

【東京音楽大学付属高校 声楽科合格】三ツ木 麗 さん

入試の曲は私が得意(?)な高くて早い曲を先生に選んでいただきました。しかし運動神経がにぶい私は三拍子のリズムにのれず、もはや軽快なワルツが重々しいねっとりした音楽に…。おまけに拍の数え間違えや歌詞の言い間違いなども毎回レッスンで先生に直していただいて、本当に私はダメな人間だなとつくずく思ったものです。でもそんな私にも先生方は丁寧に優しく間違いを指摘してくださいました。先生方に教えてもらったことが、すべてできたわけではありませんが、試験はとても楽しかったです。佳子先生に教えていただいたソルフェージュも自信をもって試験を受けることができました!実技も本当に楽しかったです!でも試験で上手くいかなかった事もたくさんあるので(上手くいかなかった事の方が多いですが…)これからは今まで以上に頑張りたいです!!大好きな友達と大好きな先輩と大好きな先生方がいる私はとても幸せものです!!これからもおアホな私をよろしくお願いいたします!

合格おめでとう! 最初通い出した時は電車に酔って大変でしたね。レッスンの30分前に来て具合悪いのをじっとガマンしてるのは本当にかわいそうでした。合格しても学校に通えるのかなぁ?って心配でしたよ。でも持ち前の明るく前向きな性格で乗りきりました。3年生の中ごろはたくましくなったなぁと感じられるほどでした。ソルフェージュに関しては基礎はできていたので、後は小さなミスをなくすぐらいで余裕をもって試験に臨めたでしょう。冬期講習で一番上のクラスに入れたことでさらに自信がついたのではないですか?これからも楽しく充実した高校生活を送って下さいね!

音高に受験するために中高一貫の私立から中3で公立の学校に転校しなければいけなかったのは、いろいろな面で大変でしたね。そんなプレッシャーや試練を、いつも笑顔で跳ね返して良く頑張りました。電車もあまり乗ったことがないのに、毎回遠い道のりを休まず通って来てえらかったですよ!レッスンをするごとに、口の開け方や、息の使い方、フォームが良くなってきて、高い音がきれいに出る様になりました。自分の一番良いところ、得意なところを伸ばして行くと良いでしょう。身体に合った、明るく軽やかで伸びやかな声を見つけて、勉強して行きましょう。

東京音楽大学

【東京音楽大学 声楽科合格】田中 秀太郎 くん

私は東京音楽大学の入試日より丁度9カ月前の5月から、秋山先生に声楽、ソルフェージュを習い始めました。私は元々、一般的な文系大学に通いながらも、ポピュラー音楽の発声指導を別の場所で受けていたのですが、オペラ歌手の圧倒的な声量や表現力に憧れ、東京音楽大学に入って声楽を専門的に学びたいと強く思い、Bella Voce音楽院に入院しました。只、音大に入りたいというのにも関わらず、ベルカント発声や楽典やソルフェージュの知識が全くなかった私にとって、この短い期間で東京音楽大学に合格するのは、難しいのではないかと不安に思っていました。しかし御二方の先生のゼロからの厳しく温かいご指導のおかげで、東京音楽大学声楽科に合格することが出来ました。Bella Voce音楽院を数ある音大指導の中から選んで、大正解だったと思います。本当にありがとうございました。これでやっと私もスタート地点に立つ事が出来ました。秋山先生のお言葉にもあったように、音楽大学に入ったからには只卒業を目指すだけではなく、声楽家として通用出来る実力をつけていきたいと思っています。秋山先生の様に、やっぱりオペラ歌手は凄いと思われる様な歌手を目指していきたいです。これからもよろしくお願いします。

合格おめでとう! 去年5月の時点で後9カ月でコーリュウブンゲン、新曲視唱、副科ピアノ、楽典を仕上げることが出来るか、五分五分かなぁという感じでした。よく間に合ったと思います。それはできる、できないは別にして毎週私の出した課題を必ずやってきました。その積み重ねの賜物です。見かけによらず以外と粘り強い!よく頑張りました。 これからがスタートです。この数ヶ月やってきたことはいわば、受験の為のつけ刃です。大学で基礎からきっちり積んでいって下さいね!

良く頑張りました。一昔前なら音大には絶対合格していなかったでしょう。1年やそこらやっただけでは、ソルフェージュ関係が間に合う程、敷居は低くありませんでした。もちろん実技もです。最近は少子化もあり入りやすくなっていますが、まだ東京音大はそう簡単ではありません。本来なら他の私立音楽大学を勧めるところでしたが、受験近くまで様子を見て、これなら何とかギリギリの線で合格できるかな?と思い、賭けてみました。声楽のレッスンも進み具合は亀のごとくでしたが、言われた事は辛抱強くこなしていました。特に日本のポピュラーの発声を学んでしまった生徒にとって、クラシックの発声を身につけるのは、先生の言うことを疑問に思わない事と、忍耐がかなり必要です。田中くんは出来ないまでも、そのまま受け取り、諦めず淡々とレッスンを受けていました。それが合格へと導いてくれたのでしょう。これから4年間で出来る限り努力して行きましょう。

【東京音楽大学 声楽科合格】細谷 洋輔 くん

私は某音楽大学で、声楽を勉強していましたが、このままの発声では何か良くない様な気がするという、漠然とした不安が膨らみ、悩んだ結果、2年生の始めに秋山先生の所に伺いました。初めてのレッスンは今までにない新鮮なもので、これからも秋山先生の下で勉強したいと思い、編入学試験を受ける事を決意しました。大学の先生のレッスンと並行でしたので、要領の悪い私はなかなか前進することが出来ませんでしたが、先生は毎回丁寧にご指導して下さり、演奏家コースには届きませんでしたが、東京音学大学に合格する事が出来ました。また新たに勉強する機会を頂けたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

Materia(素材)は容姿と声を兼ね備えた、テノールらしい良い声の持ち主です。しかし、あまりにも日本的と言うか、喉だけに頼った身体が使えない、息に乗らない(sul fiato)残念な発声でした。でも、これは彼だけがそうではなく、日本にはmateriaをせっかく持っているのに、こうした発声で自分を生かし切れていない学生が多いようです。この様な場合は、一度全てをゼロの状態に戻し、今までの癖を取り除いていかないと先に進めないのですが、彼の場合は他のレッスンと並行せざる追えないので、白紙には戻せずに少しづつベルカントに移行していくしかなかたのです。やはり進行は遅く、受験までには間に合いませんでした。これからがスタートラインです。もう大学3年生ですが、焦らず良い方向に行けるよう、一緒に努力して行きましょう。声楽は、特に男性の場合は30歳過ぎからが勝負です。長い歌手人生で、50代60代になっても若々しい声で歌えるよう、ベルカント唱法を身につけて行きましょう

大妻中野高等学校卒

【東京音楽大学 ピアノ科合格】今泉 友里 さん

私が秋山先生にピアノを習い始めたのは小学校2年生の時でした。数えてみると、10年も前からお世話になっています。私が音大に進みたいと思ったのは中学2年生の時でした。正直、自分の力に不安がありましたが、秋山先生がより熱心に指導して下さり、高校2年生の時には音大の講習会に参加できるようになりました。大学のピアノの先生に自分の演奏はどう聞こえるのか…と気にしていたのですが、ピアノ科を目指せる力がついている事が分かり、それからは毎日たくさん練習しました。秋山先生には、特にソルフェージュを基礎から丁寧に教えて頂きました。先生とのレッスンで自信がつき、ソルフェージュの試験は落ち着いて臨めました。私がこうして東京音大のピアノ科に合格できたのも、秋山先生のおかげです。本当に感謝しています。先生、大変お世話になりました。ありがとうございます!

ピアノ科合格おめでとう!小2だった友里ちゃんがもう大学生になるなんて…夢が叶いましたね。ピアノ科受験を目指してからは本当によく練習しましたね。特に高3の一年間は頑張りました。聴音は小さい頃から毎週やっていたので全く心配はしていませんでした。問題は新曲視唱で最初から歌はダメという苦手意識があったのでちょっと大変でしたね。耳で聴いたものを自分の声で出すというのは声楽専攻以外の人には結構難しい事なのですね。少しずつやっていくと段々声を出す事も慣れ、正確な音程で歌えるようになりました。歌えるということは他の楽器の人にとっても大事なことです。歌うことで演奏の表現力が全然違ってきます。これからがスタートですから、いろんなことを吸収してピアノのテクニックと表現力を磨いて下さい。声楽や器楽の伴奏も勉強してみるといいですね!